<第6ステージ>(録画)

honkaku2004-05-30

だんだん市川氏の解説が嫌じゃなくなっている自分が居ます(笑)ツールの時は、あまりにも「我らワールド」が強烈*1過ぎて、他の実況&解説者に目が行かなかったんですが、市川氏は喋りで損してると思うなぁ。だって内容は結構面白いんだもん…白戸氏と市川氏の時も、うまく雑談が回るようになってきたのかな。
さて、レース中盤に逃げていたチェラミケの選手、バリアーニ(38)が捕まって残すところ後20キロくらい。ここから猛烈にファッサトレインが引きまくります。途中、ロットやヴィーニのトレインが出来ることもあったが、本当にファッサはガンガン引いて引いて引きまくり。あんなに引いてよくアシストさんは潰れないよなぁ、と思うくらい、ファッサ強し。
小さい丘や細い道を抜け、ゴール手前10キロ辺りから雲行きが怪しくなってきた。バイクカメラに水滴がつき始め、自転車と接地している地面に水しぶきが上がりだす。かなり天候が悪化して、列車も先行車の飛沫をよけるためだろうか、綺麗な隊列ではなく、変則的になっている。当然、車間も間延びして、集団スプリントにもって行きにくい展開。こうなると混戦になってしまうので、落車を含めてきわめて危険な状態になってしまう。
ラスト二キロを切ったところで、土砂降りに。路面が煙り、わずかなスリップが大事故を招く危険を持ちながらも、スプリンターをはじめ、アシストに至るまでが一斉にゴールに向かって突進していく。ここでファッサの列車の脇より、アルカンシェルジャージを纏ったアスタルロアがアタック。ぐんぐん集団を離していく。ここで逃げられてはたまらないと、ファッサを中心とした集団が単独逃げのアスタルロアに襲い掛かる。ゴールはもう目前。ゴールわずか手前でアスタアルロアのアタックは吸収され、いよいよ各チームの列車からスプリンターが解き放たれる時となった。ヴェーロの後ろにぴたりと付いていたペタッキが、爆発的な力をもってゴールに突っ込んでくる。お決まりの勝利のポーズを取ったはいいが、雨でハンドルを取られてちょっとグラッとする場面があったりして…
ゴールに突っ込んだ先頭集団の中ほどで、ドミナのアウグ(72)がスリップして落車。横たわったまま動けないでいる。
昨日のチッポリーニといい、ドミナはちょっとツキが無い。あーあ、救急車に収容されてしまったアウグなのでした。

*1:何度も書いてるけど、ツール最終日の、Jスポーツのツール裏ページで、サッシャクリリンが酔っ払って撮った写真が可笑しすぎて、それからもうクリリンラブです。誰かあの写真持ってる人居ないかなぁ…落としとけば良かった、くそ。