いちやむくいたフレチャ
ツール・ド・フランス、第十ステージ。
ほぼ前半のステージを消化しツールも後半戦。
一日空けて休養もばっちり(?)の選手達は、ナルボンヌからトゥールーズへ。153.5キロの比較的平坦なコース。
中盤で誰かが飛び出すのか、はたまたゴール前でのスプリント勝負か?
レース中盤から飛び出した8人が、ガンガンローテーションをまわして逃げまくる。そのままゴール地点でスプリント勝負になると、オグレディ(C.A)などのスプリンターが有利な展開。そのまま逃げるのかなー?と思わせておいて、iバネストのフレチャがカウンターアタック!
どんどん逃げるフレチャ、残った7人は牽制状態。フレチャと集団の差は縮まらない。ここで7人の中から二人がまたアタック。
牽制状態になるとスピードが落ちるので、トップのフレチャを追うどころではなくなってしまうのだ。後ろにはマイヨ・ジョーヌのランス・アームストロングを抱える大集団が迫ってきているというのに。
フアン・アントニオ・フレチャ (Juan Antonio Flecha)がステージ優勝をした。「Flecha」には「弓矢」の意味があるらしく、ゴールの時のポーズは弓に矢を番えて射るポーズのままゴールイン!(写真)
めっさ格好良かった!
(「いちや」ってマジボケではないので突っ込まないこと)