<第3ステージ>(録画)

honkaku2004-05-25

西武VSロッテの延長戦で、一時間繰り下げ…萎え。
ようやっとレースの放送開始、いきなり雪景色を空撮だ!スキーやらスノボしてる輩がいるよ!本日は山頂ゴールです。
テナックスのマッツォレーニ(175)が12分近いアドバンテージで逃げている。カメラ目線な所を見ると「母ちゃんアタック&逃げ*1」なのかもw。そんな逃げまくりの彼には、サエコに兄さん(5)が所属している。そしてそのサエコ軍団は、虎視眈々と今日のステージを狙うように、集団の先頭を引きまくっている。しかし、マッツォレーニ弟(175)は意外としぶとくて、タイム差は縮まってきてはいるが、ガンガン逃げる。いや、泳がされているだけかしら?
集団は相変わらずサエコがほぼ全員で先頭を真っ赤に固めている。ちらりとサエコのマークを冠した建物が映る。そう、今日はサエコの本社のすぐそばがコースに設定されている。サエコは今日頑張らねばチームとして意味が無かったわけね。やたら真っ赤なのも納得がいく。そういえば、本社のビルが映ったちょっとあとに、応援している観客からひときわ大きく「サエコサエコサエコ!」と声がかかっていたけど、アレはそういう事でしたか・・・
カメラは切り替わって、集団後方にいるチッポリーニ様が映し出される。サポートカーからボトルを受け取ったり、他のチームのサポートカーに話しかけたり、今日はスプリンターはこんな感じなんでしょうか。マキュアンペタッキの姿は見えないけど・・・
小さい街を抜けると、あとは20キロをひたすら駆け登らなければならない。マッツォレーニ弟がカメラに向かって、ちょっと辛そうに笑顔を向けたあと、自分の首を親指で切る仕草。「も ぅ だ め ぽ」実況版の我等は全員そう呟いた・・・wその後すぐに、彼の後方に集団が迫ってくるのが見える。彼は清々しい表情のまま吸収されていく。ここまで本当にお疲れ様!
マッツォレーニが吸収されたのは登り始めてしばらくの地点だが、まだまだ山岳コースの序盤でしかなく、勾配はこれからもっときつくなっていく。ここからが勝負、とばかりに選手たちの顔がぐんと引き締まってくる。*2
その後、数人がアタックを仕掛けるも、サエコの職人アシスト達により、うまく決まらない。シモーニ、昨日優勝のクネゴは先頭付近で静かに其の時がくるのを待っているようだ。有力選手がサエコの強力な脚についてゆけずに、容赦なくふるいにかけられて脱落していく。ガルゼッリに至ってはトップ集団はおろか、そのまた後方で喘いでいる状態。
スピードは落ちることなくサエコ主導のまま、いきなりチクラミーノのクネゴがアタック。このまま行っちゃうかも?と実況&観客が息を飲む中、後方からシモーニがすすっとクネゴを抜き去った。そのままシモーニのアタックが決まり、さらにスピードがあがる。
ゴールはもう目前。シモーニが単独でゴールラインを切る。ジャージの胸に白抜きされたSaecoの文字を両手で指差しながら・・・
遅れることしばらくして、クネゴがゴール。昨日のステージ優勝に続く快挙だろう。しかしクネゴカウンターアタック、あれはきっとチームの作戦だったんでしょうね。緻密に練られた計画と、それを実行できるだけの選手のレベル、サエコの地元で繰り広げられた、サエコのためのレースといった感じがしました。

*1:弟者が単独逃げているとき、サポートカーから監督が直接指示を出していた。クリリンすかさず「ここの監督は選手時代、逃げ先行の選手でしたから、いろいろアドバイスしてるはずですよ」とか何とか。「デュラン先生の逃げ講座は無くても安心ですね」とも言ってた気が。←好きだよねーデュラン先生の逃げ講座w

*2:サッシャが「そろそろ選手の頭髪検査の時間です!」と叫ぶ。あはは、可笑しい〜。確かにガルゼッリの輝く頭皮を見ない事には、レースって感じがしないよ。