色々思い出した事を
- 二位なのに
- シンケビッツとクネゴがスプリントを争っているシーンが、全く見えなかった…というのも、進入禁止ぎりぎりのポイントでカメラを構えて待っていたら、係のおっさんを振り切って、どんどん手前のガードレールの所にまでお客が陣取ってしまい、背の低い私には何が起こっているか判らなくなってしまったから。頼むからしゃがんでくれー!ていうか来年は一脚と脚立持参ですかね…
- というハプニングがあり、フラストレーション溜まりまくりの私は、ゴール地点でシンケビッツの後ろ姿を撮影して、さっさと選手のブースに向かった。
- サエコのブースは既に人だかりが出来ていたが、まださほど行列が出来ているという訳でもなさそうだったので、ちゃっかり並んでみると…居るじゃん!クネゴ!!
- というわけで、クネゴはちょっと疲れた感じで、表情も硬かったけど、黙々と差し出されるペンやパンフレットにサインをしてくれた。
- 実は私、この時点まで勝ったのはクネゴの方だとばかり思っていて、彼にサインをしてもらう際に「こんぐらっちれーしょーん!」と言ってしまった。あとでおかまたけ氏に「姐さんクネゴに喧嘩売ってるのかと思ったよ」とコメントを頂く。
- う、いや、あれはだな、UCIランキングのリーダーでおめでとうという意味だよ!(負け惜しみ)
- イェーカーの顔が判らない
- サウニエルのブースで、マルティンペルディグエロにサインを貰う!というのがきょうの私の第一目標だったので、自作の選手の写真対応表(徹夜で作った・健気…)をちゃんと確認し、ブースを覗くとマルティンが居ない。
- そいでもって、色素の薄い明らかにスペイン人ではなさそうな選手が、チームカーの後ろに座っていたので、多分イェーカーじゃないかな〜と思いつつ、勇気も語学力も無くて、そのままイェーカーらしき人の後頭部をじっと眺めていた。
- そしたら後ろから選手がまた帰って来て、それがマルティンだと判ったので、ペンとノートを差し出してみたら、「ん?」という表情でボトルをくれたので、日本語でありがとー!と言ってみる。というかスペイン語のテキストを買ったのではなかったのか、本格よ。しかもスペイン人には「オラー」と言っておけば何とかなるって、誰かに豪語してたのも私。。。本当に頭の中って真っ白になるもんだなぁ。
- 砂田さん
- 5周回目あたりで、餃子を片手に山頂を目指して歩いた。去年はスタート直後に山頂へ向かい、中腹の撮影ポイントに良さそうなところで、他の熱狂的なロード乗りの皆さんとラジオを聞きながら、夢中でシャッターを切ってたりしてとても楽しかった。
- 今回は中腹では撮影せず、ほぼまっすぐに山頂ポイントへ向かった。登山の途中、かなりの勾配の坂道に、真っ白のペンキで「CUNEGO」といくつも書いてあるので嬉しくなっちゃう。何か、ささやかに本場の香りがして、それよりも選手達に、日本にだってロードレースファンがこんなに居るんだよ!ってアピールしてるみたいだった。
- さて、山頂ポイントには「KING OF MOUNTAIN」の横断幕がはためき、その下に真っ白な山頂ポイントのラインが引かれている。去年はそこに三角コーンは無く、客は少し引いた所でカメラを構えて待っていたもんだが、今年は三角コーンがぽこぽこ置いてあった。その後ろに林があり、道路よりも少し高い崖になっているところがある。ここなら観客に邪魔されずに撮影出来るので、よっこらしょと崖を登ると、すぐそこに砂田さんが立っていらっしゃった。
- 次いで、おかまたけ氏が崖を登ろうとして、失敗してコケた…
- 氏曰く「だってびっくりしたんだもん」ということだったので、てっきり私は砂田さんが立ってたから驚いてコケたもんだとばかり思っていたら
- 「2ちゃんジャージ着てる人って本当に居るんだなぁと思ったら、足が滑った」だそうな。えっ…私そっちの方こそ気がつかなかった。
- ちなみにそのジャージの兄さんは、ヘルメットの左側に、小さなビデオカメラをタイラップで括り付けてあって、何だかとっても気合いの入った人だった。
- 砂田さんの機材は、二刀流で、レンズもでかくて重そうだった。機種や細かい事は判らなかったけど、やっぱり良いカメラは手入れも行き届いていて、自分のしょぼいカメラももっと手入れしてやらにゃ。という気になった。砂田さんご自身はというと、ごくごく普通の格好で、あまりプロカメラマン然とした感じではなくてちょっと意外。ぴんと背筋がのびていて、さすがは元競技をしてた人だなぁと思った。
- やはり全くレース展開について語れないぞ。うわー