<第4ステージ>(録画)

雨模様。シモーニなどは、レインヤッケを着込んでいる。選手のほとんどもアームカバーなどで防寒対策はばっちり。
今日はほとんど山岳らしい山岳は無く、二級の山岳を越えればあとは平坦コースだった。
そんな峠の登り地点でペタッキ落車!!!腰というか尻の辺りというか、とにかくかなり痛そう。痛みをこらえようとして、ついに道路に座り込んじゃった。。。だ、大丈夫っ?!どうやら「前」ではなくて「後ろ*1」をぶつけた模様。タダでさえ、山ではほとんど力の出ないペタッキ、これはファッサにとってピンチの場面。
ペタッキは痛みをこらえながら自転車にやっとまたがり、レースに戻る。少し登ったところに待っていたのはファッサのチームメイト!用意が良いというか、絶体絶命の場面なのか、7人の大所帯でペタッキを山頂まで引きまくる!ファッサ(ほぼ)オールメンバーでペタッキをアシストだなんて、チームの目的がこれほどはっきりしたチームも珍しいのでは…彼をステージ優勝させて、記録更新を狙うファッサならではの戦略がはっきりわかる。
さて、先頭集団に追いつこうとするファッサチームに、遅れてしまった別チームの選手がこれ幸いとばかりにくっついて追走している。しかもご丁寧に、ペタッキの尻を押してあげてる!そういうシーンは珍しいのかよくわかりませんが、私は初めて見ましたよ。マサさんによれば「遅れた選手がこれ幸いとファッサの隊列に運んでもらうお礼に、ペタッキを押してあげてる」ということらしいのですが、本当か?
山頂を通過し、やっと先頭集団に追いついたファッサの面々。数人のアタックがあり、何十キロか逃げたがサエコ・ファッサが鬼のように集団を引き、力技で逃げをねじ伏せてゴールスプリント勝負にレースを持っていく。
スタート地点では雨模様で、レース中盤は日が出て路面も乾いていたが、ゴール近くになってまたしても雨に見舞われる選手達。
ゴール間近でドミナ・ファッサ・サエコ・ヴィーニカルデローラなどの選手たちが列車を作り始め、各チームのスプリンターを勝利させるために、見事な一列縦隊でスピードをあげていく。
ゴールスプリント手前で、集団の中程がクラッシュ。サエコの選手が宙を飛ぶのが見えた。。。誰がコケたのか?と思う間も無く実況が「チッポリーニが落車ー!」と叫ぶ。えっ、チポ様がっ?!カメラが切り替わり、血を流すチポ様の痛々しいお姿が…あああ、本当についてないなァ。
ゴールスプリントを制したのはやはりペタッキ!ガッツポーズと、ピースサイン(二勝目!の意味らしい)に手を突き出し、いつものあのポーズでゴールイン。あの山岳でお尻を押さえてたのは、少し前だったのに、強いなぁ。

*1:尾てい骨