<第2ステージ>(録画)

honkaku2004-05-24

今日は山岳の初日。山岳、といっても純粋な山岳スペシャリストにとっては「丘」のような山らしい。しかしマウンテンバイクと違って、ギアが上りに対しては特化していないだろうし、それを思えば選手の登坂力のすごさをつくづく思い知らされるわけだ。
マリアローザのポラックの調子が悪そうだ。全然画面(先頭集団)に出てこない。強力に集団を引いているのはフォナックサエコなど。今日、ステージ優勝を狙える選手がいるチームだ。インテルジロのポイントを通過し、昨日のリーダージャージ・ゲロルシュタイナーのポラック(114)は第二集団のお尻のほうでちょっと元気がない。マクギーとのタイム差がほとんど無いので、もしかしたらマリアローザとは今日でお別れしなのかも。
ゴールは二番目の山岳を越え、約20キロを下りきったところにある。登りで何とサエコのリーダー・シモーニがアタック!これには解説のクリリンもちょっと驚いている。サエコはチームメイトが先頭集団に固まっていたので、シモーニに引かれるように、ぐいぐい山を登坂していく。
下りもすごいスピードで飛ぶように降りていく選手たち。本当に下りで漕ぐんだよなぁ、時速何キロ出てるんだろう・・・といつも思うが、テレビの表示は残りのキロ数が出ているだけだった。ちぇっ。
さて、町に入ってそろそろゴールスプリントに備えるトップ集団。お、5月に突如コフィディスからランプレに移籍したアスタルロアの背中が見える。んー『アルカンシェルの呪い』って本当にあるんだねぇ。。。と思ってみたりw
ゴール前は有力選手がスプリント勝負に出た。マクギーが行くと思われたが、アスタルロアも後ろからぶっ飛ばしてくる、しかし!何とゴールラインを切ったのは、サエコのダミアノ・クネゴだった。やるな、若者。とすると、先ほどの山岳手前でシモーニ御大が自らアタックをかけたのは、クネゴがステージを取ると予想していたからなのかもしれない。
去年のジャパンカップ*1でも、クネゴキャノンデールのブースの前で人だかりが出来てたけど、まさかステージ攫っちゃうなんてねぇ・・・
サインもらっとけば良かったー!

*1:写真はそのときのクネゴ