ちまちまと

先週の木曜日、会社からの帰宅途中、自転車置き場にて。前輪の空気がほぼ全部抜けているという事態になり、家までの帰り道の辛いこと辛いこと。ナニが辛いって、ハンドルをタイヤのぶかぶかしたところに捕られまくって、あやうく人や障害物にぶつかりそうになる。これはいかんだろう。
そのまんまほっといて土曜日に遊びに出かけるのはどーかと思うのだが(一日位では空気は抜けなかったらしい)それはさておきパンクの修理をすることにした。

とりあえずあさひ(サイクルベースあさひ)で、タイヤを外すためのレバーを購入。接着剤とゴムパッチは家にあるので、とりあえずこれだけ。
途中、なじみの喫茶店に寄って、前輪がパンクしちゃったよ〜とか言いながら紅茶を啜る。常連のTさん(女性編集者)が、昔お父さまにパンク修理をしてもらった想い出を語ってくれたのだが「よく父は軽石でチューブをこすってた」って言うから、はっと気が付いて、帰宅途中にサンドペーパーを購入した。あぶねー、忘れるところだった!

帰宅して、早速風呂場からたらいを持ち出す。これはチューブからの空気漏れを見るのに丁度良いから。あとは蚊取り線香に火を付け、虫よけスプレーを足に吹き付け、前輪を外す作業に取り掛かる。

タライにチューブをぼちゃんと漬けて、ぶくぶくと泡が出るのを見張っていたのだが、出ないぞ。タイヤにもパンクの原因となるようなものが刺さってないし、どうしたんだろう。と悩むこと数秒。
原因は虫ゴムでした。あーあ、タイヤ外しちゃったよ。スペアの虫ゴムを持ってきて、ぐいぐいっと嵌めようとするも、なんかこぅ・・・入りにくい。後でネットを調べて判明したのだが、唾でゴムをぬらすと簡単にはめられるそうだ。こんどやってみよう。
元通りにチューブをリムにセットして、バルブを六角ネジで固定し、タイヤをはめる作業をする。ビードが硬くてなかなか入らないっ。これも苦労して何とかねじ込んだ。
家にあるエアポンプでシュコシュコとエアを入れていく。
空気漏れは無さそう。空気圧計が欲しいよなぁ、なんて思いながら、結局タライの出番は無いし、チューブってそんなに簡単にパンクしたりはしないものなのかも。と思った一日だった。